燃料油分析



現状と必要性


・世界の港で各船に補油されている燃料油はそれぞれ性状が違い、なかには粗悪油が含まれている場合があります。

・その為、燃料油分析をせずに使用した結果、エンジントラブルが発生しています。

・粗悪油によるエンジントラブルを未然に防ぐため、補油後直ちにサンプル油をテストし、性状に異常がないか確認してから使用することを提案しています。

・また燃料油分析は、機関の性能を発揮させる大切なデーターとなります。

・ご契約会社には技術情報レポート(Technical Update)をお届けします。




燃料油分析ご依頼の流れ




1)本船動静を当社へご連絡

2)本船へサンプルキットを送付します

3)サンプル油を採取し、Viswa Lab社へ発送して下さい

4)サンプル油の分析

5)分析結果をEmailにてご連絡します (所要時間:2営業日後)

6)Viswa Lab社へ分析料をお支払




サンプルキットとは?


サイズ 縦40cm 横30cm 高25cm
重さ  約3kg

5セット入り
英文説明書 1冊、必要書類一式 5セット、キュービテイナー 5個
サンプルボトル 20本(1分析につき4本使用x5回分)
DHL(FEDEX)封筒 5枚、
エアーキャップパック 5枚



発送準備
分析用サンプルボトル1本をエアーキャップバッグに入れ、必要書類に記入後箱の中に入れて下さい。
残りのサンプルボトル3本は、サプライヤー渡しに1本、本船控えに2本


サンプルを発送





Stripにある6桁の数字がサンプルボトルのシール番号です。
サンプルボトル及びFuel Information Formに記入して下さい。

シール番号は燃料油に関するトラブル発生時に重要となります。
本船用、サプライヤー用、分析用、MARPOL用を確認して下さい。





発送する国によって送付先が異なります

VISWALAB HPよりofflinepickup@theviswagroup.comにアクセスしてサンプルのピックアップを依頼すれば
ヒューストン、シンガポール、フジャイラ及びUKの最寄りのラボに発送されます

ヒューストン、シンガポール、中国国内は空送の必要がありませんのでメールでお知らせください。











燃料油分析の種類



スタンダード 22項目・4指標 合計26項目
GC-MS ケミカル廃液、酸、バイオ燃料等の混入
FT-IR ケミカル廃液、酸、バイオ燃料等の混入
アスファルト分
バクテリア混入
TAN 酸価測定
FIA 燃料の着火、燃焼性試験




  • 22検査項目と4指標の計26項目をISOのテスト方法で検出します。これは他の研究所よりも多くの検出項目数です。
  • その中でもViswalab社が考案したエンジンフレンドリネスナンバー(EFN)は、本船の運航管理者と本船エンジニアに判りやすい指標になっています。



ドリップサンプラーのご注文も承っております。 詳細はお問合せ下さい。